『戦う!老健協』

会長あいさつ (令和4年8月)

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秋山会長写真

岡山県老人保健施設協会
会長 秋山 正史
(老人保健施設 倉敷藤戸荘)

 

 新型コロナウイルス感染症が日本に上陸し早2年6ヶ月が経ちました。感染の波は幾度となく押し寄せ、今は第7波の真っただ中にいます。最初は全くと言ってよいほど情報が無く未知のウイルスをただ恐れるのみでしたが、今は違います。次第にその性質が分かり、三密の回避など有効な感染対策が明らかになりました。また、重症化した際の病態も解明され効果的な治療法が確立されています。そして何より、新しい技術を用いてワクチンを作り出すことに成功し、その脅威を大きく減弱させる成果を挙げつつあります。コロナワクチン接種は60歳以上の高齢者で4回目接種が始まっています。私は医師としてワクチン接種にも関わっていますが、第7波と共にワクチン予約も堅調に推移しています。今後もしっかりと対峙していきたいと思います。
 すでに社会は感染対策一辺倒ではなく、経済を回すことと両立させる段階に入りました。若い方を中心に次第に活動も活発になってきています。今回の第7波では政府も行動制限を設けていません。私たち岡山県老人保健施設協会でも学術委員会の活動を2年のブランクを経て再開しています。感染対策エキスパート養成講座も再開の準備をしています。このように社会がコロナ後の新しい社会を見据えて感染対策と経済の両立に舵を切ったことは、人々が新型コロナウイルス感染症に対して以前ほど脅威を感じなくなっている証しでしょう。これは非常に良いことだと思います。しかしながら、特に私たち老健に関わる仲間の皆さんに覚えておいていただきたいことがあります。それは、この新型コロナウイルスの脅威の低下は、決してウイルスが弱毒化したわけではなく、私たちの英知やたゆまぬ努力の結果であり、先に述べた諸所の感染対策の成果であるということです。
 私たちの使命は要介護の高齢者の“人としての本来あるべき生活・無理のない自然な生活を支える”ことです。対象は新型コロナウイルス感染症に対して最もリスクの高い人たちです。社会活動が再開されコロナ感染症が身近になるであろう環境の中、高齢者に医療・介護を提供するというより難しいミッションをこなさなければなりません。ウイズコロナの社会では各々の人々がそれぞれの立ち位置に基づいた行動様式をとる必要があるように思います。私たちは引き続き、マスク着用、三密の回避、体調不良者の早期発見、ワクチン接種の遂行など基本的な感染予防対策をたゆまなく続けていくことが重要と考えます。
 まだまだ暑い日が続きますが、会員の皆様のご健康をお祈り申し上げますとともに、今後とも感染予防対策に努めていただくようお願い申し上げます。

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